岡山の隠れ家温泉の泉質はラドン温泉

隠れ家風の宿が立地条件の良い場所にあったらどうでしょう。旅行代理店のパンフレットで「大人限定の宿」もあるぐらいなので、隠れ家風の宿でゆっくりとした時間を過ごしたいと思っている人たちが大勢います。隠れ家風の宿では、時間を忘れて庭園をゆっくり見て美味しい食事とお酒で心身ともにリフレッシュできます。

隠れ家には賑やかは不釣合いです。静かな環境は譲れませんが、街の中心部からわずか車で15分で上質な空気が漂う隠れ家に行くこともできます。

苫田温泉(とまだおんせん)

岡山県岡山市街地から車で15分という立地条件で、岡山空港からも近く岡山インターチェンジからも近いという「電車」「車」「飛行機」という立地条件でありながら、恵まれた自然環境にある温泉地です。苫田川は岡山ではサクラの名所としても知られていて、まさに岡山の奥座敷として親しまれている温泉地です。

岡山といえば、日本三名園のひとつ『後楽園』に日本100名城のひとつ『岡山城』があります。岡山を代表する観光地へ行く時にも便利な立地になっています。そして『苫田温泉』は古代吉備国が存在していたはるか2000年前から「いで湯」として存在していました。まだ岡山ではなく、吉備国と呼ばれていた温泉で、人々の疲れを癒していたのでしょう。

泉質はラジウム温泉

苫田温泉の泉質はラジウム温泉です。ラジウム温泉は、まだ科学的な解明がすべて解明されていませんが、かなりの治療効果が期待されている温泉です。

温泉といえば湯気が立ち込めていますガ、ラジウム温泉からはラドンというガスの気体が発生します。浴場に足を踏み入れると、白く湯気が立ちこめていますが、ラドンというガスの気体を呼吸することで、肺から吸収します。湯船に身体を入れると、皮膚からもラドンを吸収しますが身体に吸収する大部分は呼吸によって、肺から吸収することになります。

身体に取り入れたラドンは、血液に溶け込みラドンが全身に運ばれていきます。そしてラドンから発せられる放射線によって、治療効果が得られるのがラドン温泉の効果です。

効能

  • 慢性関節リウマチ
  • 慢性筋肉リウマチ
  • 神経痛
  • 神経炎
  • 痛風
  • 尿酸素質
  • 尿酸結石
  • 外傷性後遺症(療養による疹痛など)
  • 創傷
  • 動脈硬化症
  • 慢性胃腸カタル
  • 慢性胆道炎
  • 貧血
  • 老衰現象
  • 慢性皮膚病

ラジウムって何?

ラジウム温泉のラジウムって一体何のことでしょうか?!ラジウム温泉は放射能泉ですが、放射能ときくと怖い思ってしまいますが、放射線の種類には、α線(アルファ線)、β線(ベータ線)、γ線(ガンマ線)などいろいろあります。そしてその種類によって性質も違います。ラドンは、この中でα線を放射しますが、α線は紙も通れないほど透過力が弱いので、まったく別物になっています。

まず最初に地球からの話しになりますが、地球上にはたくさんのウランが存在しています。自然界の中にごく当たり前に存在しているのがウランです。そしてウランは不安定な元素になっていて、不安定した形を安定した形にとろうとするため、姿を変えようとします。この姿を変えようとすることを「壊変」といいます。ウランが壊変するとそれはラジウムになります。そしてジウムが壊変するとラドンになります。そしてそれからさらに壊変を繰り返すことで、最終的には安定した鉛になって落ち着きます。

ラジウム温泉では、ラドンという気体を入浴中であったら浴室に入った時に呼吸することで、体内にラドンは取り込まれそのまま口から入った気体は血液中に取り込まれます。そして、α線なので透過力が弱いため、呼吸から体内に取り込んでも体外までエネルギーが出ていきません。出ていかないからこそめ、細胞に直接大きなエネルギーを放射して強い刺激を与えることになります。

そして体内へ入ったラドンの50%は30分で消えていき、約2時間もたてばほとんどのラドンが尿などから体外へ排出されます。

ラドン222の濃度が74ベクレル/リットル以上が『ラドン温泉』になっています。そしてラジウムが1億分の1グラム/リットル以上含まれるのが『ラジウム温泉』になっています。

日本以外のラドノ温泉

ラドン温泉の効能を目的とした温泉利用をしているのは日本だけではありません。ヨーロッパのオーストリアでは、インスブルック大学医学部が、1950年代からザルツブルク大学理学部と共同研究を行っていて、ヨーロッパアルプス山脈の中にあるバドガスタインのラドン坑道を活用して療法をおこなっています。これはラドン洞窟のような携帯になっていて、療法としては年間 約 10,000 人の強直性脊椎炎(ベヒテレフ病)、リウマチ性慢性多発性関節炎、変形性関節症、喘息、アトピー性皮膚炎といった患者に対してラドン吸入療法を行っています。

ここでの空気中ラドン222濃度は110ベクレル/リットル以上になっちえて『放射能療養坑道』と呼ばれています。

オーストリアのほかにも、ロシアなどでは『放射能ホルミシス理論』を根拠にしたラジウム温泉やラドン温泉の効能がうたわれていて、療養のために活用されているラドン洞窟やラドン温泉があります。

放射能ホルミシス理論

『放射能ホルミシス理論』は、アメリカ合衆国の生化学者トーマス・ラッキーが唱えた理論です。この理論を知った服部禎男さんは(電力中央研究所勤務)1984年に、放射能ホルミシス理論の当否を米国電力研究所に質問して、責任ある回答を要求しました。

1985年8月に、『放射線ホルミシス』の専門会議がオークランドで開かれました。この専門会議で『放射線ホルミシス』が肯定されました。この際に、「ラッキー博士の主張は科学的に間違っていないが、データの多くが昆虫など小動物によるものであるので哺乳動物実験などを通して積極的に研究されるべき」とのコメントをしていまいます。

1993年に、電力中央研究所では14の大学といった研究機関に、研究費の提供を始めて研究をいらいました。(東京大学、放射線医学総合研究所、京都大学、東北大学、大阪大学、広島大学、長崎大学、東邦大学など)そして、『放射線ホルミシス効果』検証プロジェクトを立ちあげました。

それから後、電力中央研究所でも、2000年に理事長が直轄の独立組織となる『低線量放射線研究センター』を設立しましたが、2004年に電力中央研究所では頻繁に行われてきた全体及び各部門の組織名称変更によって、それまでの狛江研究所が原子力技術研究所という名称に変更されて、2006年にはその中に、低線量放射線研究センターが理事長直轄のセンターから原子力技術研究所内の附置センターに格下げされた形となり目的も「原子力利用における放射線防護体系の構築を進めるため」と変更されて、『放射線安全研究センター』と改名されました。

放射能ホルミシス効果には、癌で要因になることがない予防効果や長生き効果など様々な事例が報告されていますが、この追跡期間が短すぎる点もあるため、うわべだけのホルミシス効果が観測されることがあるとも言われています。追跡期間がより長期で行われた場合には、ホルミシス効果が確認されなくなった調査結果もあります。中には「ホルミシス理論は欠陥のある理論」と指摘する学者もいるため、「放射能ホルシミス理論」は今でも研究対象になっている理論です。

検討された仮説

(1) SOD(活性酸素を不均化する酵素群)の活性化によって、余分な活性酸素が消去されるならば、それは「老化抑制」に寄与する

(2) リンパ球(T細胞)の活性化が生じるならば、それは生体の免疫力を高めて「がん抑制」に寄与する

(1)「老化抑制」ではラットを使った検証実験研究の結果、通常の老齢のラットでは、過酸化脂質量は大きくなり、膜流動性は低くなり、SOD量は縮減されることが確認されましたが、約50センチグレイの低線量放射線を照射すると、先の述べた老化の特性は有意に改善されて、若いラットの値に近づくことがわかりました。 また、活性酸素病の一つでもある糖尿病に関しては、低放射線量放射が糖尿症状を抑制する結果を得ています。

(2)「がん抑制」のラットを使った検証実験の結果では、15センチグレイの低線量照射を一回行うことで、がん転移率が約40%下がること、そして1回当たり4センチグレイの低線量照射を行うことで、腫瘍の増殖肥大が有意に抑制されることが確認されました。

通常の放射線治療の際では、約6000センチグレイの高線量放射線を、30回に分けて患部に局所照射して、がん細胞を殺す方法が採用されています。これに対して、同プロジェクト東北大学グループでは、これまでの局所照射方法に加えて、10センチグレイの低線量放射線を週3回の割合で全身に照射しました。これを5週間にわたって継続して行う方法を併用したところ、高線量の局所照射を単独に行う場合に比べると、治癒率が有意に向上した結果になりました。

岡山藩主
~後楽園・岡山城の成り立ち~

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